※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。製品仕様・価格・販売状況は2026年9月20日に確認しています。価格は変動する場合があります。
AirPods 5には、23,800円の通常モデルと、27,800円の「ワイヤレス充電ケース付きモデル」があります。どちらにもアクティブノイズキャンセリング(ANC)が搭載されているため、商品名だけでは違いが分かりにくくなりました。
しかし、4,000円高いモデルはケースだけが違うわけではありません。イヤホン本体での音量スワイプ、ANC使用時の再生時間、ケースを音で探せる機能にも差があります。
この記事では、Apple公式仕様をもとにAirPods 5の2モデルを比較し、上位のAirPods Pro 3、ソニー「WF-1000XM6」、Technics「EAH-AZ100」と比べたときの立ち位置まで整理します。実機を使用した音質レビューではなく、公式仕様を比較した調査記事です。
AirPods 5を買うなら、基本的には27,800円のワイヤレス充電ケース付きモデルがおすすめです。4,000円の差で、音量スワイプ、ワイヤレス充電、ケースのスピーカー、ANC使用時に1時間長いバッテリーが加わります。ただし、遮音性とノイズキャンセリングを最優先するならAirPods Pro 3、Androidで高音質コーデックや細かな音質調整を重視するならソニー WF-1000XM6、3台マルチポイントと音楽再生を重視するならTechnics EAH-AZ100が有力です。
AirPods 5の2モデルは何が違う?
| 比較項目 | AirPods 5 | ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5 |
|---|---|---|
| Apple公式価格 | 23,800円 | 27,800円 |
| 装着方式 | オープンイヤー | オープンイヤー |
| ANC | 対応 | 対応 |
| 本体で音量調整 | 非対応 | 音量スワイプ対応 |
| ANC使用時の単体再生 | 最大4時間 | 最大5時間 |
| ケース込み | 最大20時間 | 最大22時間 |
| ケースの充電 | USB-C | USB-C・Qi・Apple Watch充電器 |
| ケースのスピーカー | なし | あり |
| イヤホン片側の重量 | 4.3g | 4.3g |
| 防塵・耐汗耐水 | IP57 | IP57 |
音質、ANC、適応型オーディオ、外部音取り込み、空間オーディオ、ライブ翻訳、IP57といった基本機能は共通です。安いモデルだからノイズキャンセリングが省かれているわけではありません。
最大の違いは音量スワイプの有無
通常モデルも軸を押して再生・一時停止や通話を操作できますが、イヤホン本体をスワイプして音量を変えることはできません。音量を変えるには、iPhone、Apple Watch、Siriなどを使います。
上位モデルは軸の感圧センサーを上下にスワイプして音量を調整できます。電車内や散歩中に音量を頻繁に変える人にとって、毎日触れる差です。
上位モデルはワイヤレス充電と「ケースを音で探す」に対応
23,800円のモデルはUSB-C充電のみ。27,800円モデルはUSB-Cに加えてQi充電器とApple Watch充電器を使えます。ケースにはスピーカーも搭載され、「探す」機能で音を鳴らせます。
すでにワイヤレス充電器を使っているなら、上位モデルのほうが生活に組み込みやすいでしょう。充電規格の違いを整理したい場合は、Qi2 25Wと15Wワイヤレス充電器の違いも参考になります。
バッテリーは上位モデルが1時間長い
ANCを有効にした連続再生時間は通常モデルが最大4時間、上位モデルが最大5時間です。ケース込みでは最大20時間と最大22時間。数値上は小さな差に見えますが、単体で25%長く使えるため、通勤と外出をまとめてこなす日は差が出ます。
AirPods Pro 3・ソニー・Technicsと比較
| 製品 | 装着方式 | 価格の目安 | ANC時の単体再生 | ワイヤレス充電 | 接続・主な強み |
|---|---|---|---|---|---|
| AirPods 5 | オープンイヤー | 23,800円 | 最大4時間 | 非対応 | iPhoneとの連携、軽い装着感 |
| ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5 | オープンイヤー | 27,800円 | 最大5時間 | Qi・Apple Watch充電器 | 音量スワイプ、ケースを音で探せる |
| AirPods Pro 3 | カナル型 | 42,800円 | 最大8時間 | MagSafe・Qi・Apple Watch充電器 | 強力なANC、心拍数センサー、聴覚サポート |
| ソニー WF-1000XM6 | 密閉型 | ソニーストア44,550円 | 最大8時間 | 対応 | LDAC、2台マルチポイント、細かな音質調整 |
| Technics EAH-AZ100 | カナル型 | オープン価格 | 最大10時間 | 対応 | 磁性流体ドライバー、LDAC、3台マルチポイント |
AirPods 5だけ装着方式が大きく異なります。耳栓のように密閉しないため圧迫感を抑えやすい一方、構造上、低音の量感や遮音性ではカナル型が有利です。ANCの有無だけで横並びにせず、まず「耳を密閉したいか」で分けると選びやすくなります。
AirPods Pro 3:iPhoneで遮音性とANCを優先する人向け
AirPods Pro 3はシリコーン製イヤーチップで耳を密閉するカナル型です。AppleはAirPods 5と比べて最大3倍のANC性能と案内しており、電車や飛行機、騒がしい場所で静かに聴きたい人にはProが向いています。
ANC使用時の再生は最大8時間。心拍数センサー、ヒアリングチェック、ヒアリング補助機能もAirPods 5にはない特徴です。一方で価格差は上位AirPods 5から15,000円。耳を密閉する感覚が苦手なら、性能が高くても快適とは限りません。
ソニー WF-1000XM6:Androidとノイズキャンセリング重視
WF-1000XM6は、約6.5gの密閉型イヤホンです。高音質コーデックLDAC、2台のマルチポイント、ワイヤレス充電に対応し、アプリでイコライザーなどを細かく調整できます。ソニーは前世代WF-1000XM5よりノイズ低減性能が約25%向上したと説明しています。
iPhoneではLDACを利用できないため、WF-1000XM6の強みを最大限生かしやすいのは対応Android端末です。ただし、機種をまたいで使うマルチポイントや音作りの自由度は、Apple製品中心ではない人にとって大きな利点になります。
Technics EAH-AZ100:音楽と複数端末の使い勝手を重視
EAH-AZ100は、磁性流体ドライバーを採用したTechnicsの上位モデルです。ANC使用時でも最大10時間再生でき、パソコン・スマートフォン・タブレットなど最大3台のマルチポイント接続に対応します。
仕事用PCと私用スマートフォンを頻繁に切り替えるなら、3台接続は分かりやすい強みです。AirPods 5のような軽いオープンイヤーではありませんが、音楽再生と接続台数を重視する人には有力な選択肢になります。
AirPods 5のメリット
- イヤーチップで耳を密閉しない
- 両モデルともANC・外部音取り込み・適応型オーディオに対応
- 片側4.3gと軽い
- iPhone・iPad・MacなどApple製品との連携が自然
- ライブ翻訳やSiri AIに対応する
- 上位ワイヤレスイヤホンより価格を抑えやすい
特に大きいのは、開放的な装着感とANCを両立したことです。「カナル型は疲れるが、周囲の雑音は少し抑えたい」という人に合っています。
AirPods 5のデメリットと注意点
- 密閉型より騒音が入りやすく、ANCにも構造上の限界がある
- 耳の形によっては固定感が合わない
- 通常モデルはイヤホン本体で音量を変えられない
- 最大4~5時間は競合上位機より短い
- AndroidではApple独自の連携機能を十分に使えない
- USB-C充電ケーブルは別売り
USB-C端子だから特別に高出力の充電器が必要なわけではありません。ほかの機器と充電器を共用したい場合は、USB-C充電器の20W・30W・65W・100Wの違いも確認しておくと選びやすくなります。
結局どれを選べばいい?
23,800円のAirPods 5が向いている人
- 少しでも安く新しいAirPodsを使いたい
- USB-Cケーブルでの充電で困らない
- 音量はiPhoneやApple Watchで変えればよい
- 1回4時間程度で足りる
27,800円のAirPods 5が向いている人
- イヤホン本体で音量を変えたい
- QiやApple Watch充電器を使いたい
- ケースを置き忘れたときに音を鳴らしたい
- バッテリーは少しでも長いほうがよい
4,000円差を購入後に追加することはできません。数年間使うつもりなら、しなもんの編集判断では上位モデルのほうが後悔しにくい選択です。
AirPods Pro 3・ソニー・Technicsが向いている人
iPhoneで強いANC、遮音性、心拍数計測まで求めるならAirPods Pro 3。AndroidでLDACとノイズキャンセリング、音質調整を重視するならWF-1000XM6。最大3台の機器をつなぎ、長時間再生と音楽を重視するならEAH-AZ100が選びやすいでしょう。
- AirPods 5の安いモデルにもノイズキャンセリングはありますか?
あります。23,800円と27,800円の両モデルが、アクティブノイズキャンセリング、適応型オーディオ、外部音取り込みに対応します。
- AirPods 5の通常モデルはイヤホン本体で音量を変えられますか?
音量スワイプには対応しません。イヤホン本体で音量を調整したい場合は、ワイヤレス充電ケース付きモデルを選びます。
- AirPods 5とAirPods Pro 3はどちらのノイズキャンセリングが強いですか?
AirPods Pro 3です。AppleはAirPods 5と比べて最大3倍のANC性能と案内しています。AirPods Pro 3は耳を密閉するカナル型で、受動的な遮音性にも差があります。
- AndroidでもAirPods 5を使えますか?
Bluetoothイヤホンとして接続できます。ただし、Apple製品間の自動切り替えや一部の独自機能を重視するならiPhoneとの組み合わせが向いています。Android中心ならWF-1000XM6やEAH-AZ100も比較してください。
まとめ
AirPods 5の2モデルは、音質やANCの基本部分は共通です。違うのは、主に音量スワイプ、単体バッテリー、ワイヤレス充電、ケースのスピーカーです。
価格だけなら23,800円モデルですが、毎日使う操作性と充電方法まで考えると、27,800円のワイヤレス充電ケース付きモデルが本命です。一方、電車や飛行機での静かさを優先するなら、AirPods Pro 3、WF-1000XM6、EAH-AZ100のような密閉型も候補に入ります。
AirPods 5は「最も高性能なワイヤレスイヤホン」ではなく、「耳を密閉せず、Apple製品と自然に使えるノイズキャンセリングイヤホン」と考えると、選ぶ理由がはっきりします。
