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ソイプロテインの栄養成分表示を見て、「意外と塩分が入っている」と気になったことはないでしょうか。
私が飲んでいる「SAVE スーパープライス ソイプロテイン 大豆プレーン(3kg)」には、1食20gあたり0.50gの食塩相当量が含まれています。
1回だけなら少なく見えますが、毎日飲むと1か月で合計15g。1日2回なら、プロテインだけで毎日1.0gの食塩相当量を摂る計算です。
筋トレで汗をかいているなら、この程度の塩分は気にしなくてよいのでしょうか。
結論からいうと、健康な人が1日1食飲んだだけで、直ちに問題になる量とは言いにくいでしょう。
しかし、日本人は普段の食事から食塩を取りすぎる傾向があります。筋トレをしているからといって、プロテインに含まれる塩分を無条件に無視してよいわけではありません。
この記事では、ソイプロテインに塩分が含まれる理由と、1食0.5gを毎日摂る場合の考え方を、公的な摂取基準や運動時のナトリウム補給に関する資料をもとに解説します。
※本記事は2026年8月21日時点の情報をもとに作成しています。
※この記事は一般的な栄養情報を扱うものであり、病気の診断や治療を目的としたものではありません。高血圧、腎臓病、心疾患などで塩分制限を指示されている人は、医師や管理栄養士へ相談してください。
SAVEソイプロテインには1食0.5gの食塩相当量がある
今回確認したのは、実際に私が飲んでいる「SAVE スーパープライス ソイプロテイン 大豆プレーン(3kg)」です。
パッケージの栄養成分表示では、1食20gあたりの主な栄養成分が次のように記載されています。
| 栄養成分 | 1食20gあたり |
|---|---|
| エネルギー | 73kcal |
| タンパク質 | 17.2g |
| 脂質 | 0.06g |
| 炭水化物 | 0.92g |
| 食塩相当量 | 0.50g |
タンパク質17.2gを手軽に補える一方で、1食につき食塩相当量0.50gを摂ることになります。
プロテインとして特別に危険な数値ではありませんが、毎日摂る食品だからこそ、ほかの食事と合計して考える必要があります。
食塩相当量0.5gはナトリウム約197mg
栄養成分表示にある「食塩相当量」は、実際に加えた食塩の重さをそのまま表示しているとは限りません。
食品に含まれるナトリウム量を、食塩に換算した数値です。
消費者庁が示している換算式は、次のとおりです。
食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1,000
この式を反対に計算すると、食塩相当量0.50gに相当するナトリウムは約197mgです。
0.50÷2.54×1,000=約197mg
つまり、栄養成分表示に「食塩相当量0.50g」と書かれていても、製造時に食塩をそのまま0.50g加えたとは限りません。
原材料や製造工程に由来するナトリウムを、食塩の量に置き換えて表示している場合があります。
ソイプロテインに塩分が含まれる理由
原材料に食塩がなくても食塩相当量は表示される
SAVE スーパープライス ソイプロテインの原材料は、分離大豆たんぱくと大豆由来のレシチンです。
少なくとも確認した商品表示には、「食塩」という原材料名は記載されていません。
それでも食塩相当量が0.50gあるのは、原材料に含まれるナトリウムが食塩相当量に換算されているためです。
食塩相当量は「追加された塩の量」ではなく、食品全体に含まれるナトリウムから計算される数値だと理解しておきましょう。
分離大豆たんぱくの製造工程が関係している可能性がある
ソイプロテインの主原料として使われる分離大豆たんぱくは、大豆からタンパク質を取り出して濃縮したものです。
国連食糧農業機関(FAO)が紹介している一般的な製造方法では、脱脂した大豆を水と混ぜ、水酸化ナトリウムなどを使って中性から弱アルカリ性へ調整し、タンパク質を溶かし出します。
その後、酸を加えてタンパク質を沈殿させ、再びpHを調整して乾燥させます。
こうした工程でナトリウムを含むアルカリ剤などが使用された場合、完成した分離大豆たんぱくにも一定量のナトリウムが残る可能性があります。
ただし、製造方法は原料メーカーや製品によって異なります。
SAVEが使用している分離大豆たんぱくの詳細な製造工程は公表されていないため、「この商品は水酸化ナトリウムが原因で食塩相当量が高い」とまでは断定できません。
あくまでも、分離大豆たんぱくにナトリウムが含まれる一般的な理由のひとつとして考えられます。
レシチンなどの原材料に由来する可能性もある
製品に含まれるナトリウムは、主原料だけでなく、乳化剤などの副原料に由来する場合もあります。
SAVEには大豆由来のレシチンが使用されています。
ただし、各原材料が食塩相当量0.50gのうち、どれだけを占めているかは商品表示だけでは判断できません。
正確な内訳を知るには、販売元または製造元への確認が必要です。
1日0.5gを毎日摂っても大丈夫?
成人男性の目標量に対して約6.7%
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病予防を目的とした1日の食塩相当量の目標量を、次のように設定しています。
| 対象 | 1日の目標量 |
|---|---|
| 成人男性 | 7.5g未満 |
| 成人女性 | 6.5g未満 |
SAVEを1日1食飲んだ場合の0.50gは、成人男性の目標量に対して約6.7%です。
0.50÷7.5×100=約6.7%
成人女性の目標量に対しては、約7.7%になります。
0.50÷6.5×100=約7.7%
1食分だけで目標量を大幅に超えるわけではありません。
そのため、普段の食事が薄味で、血圧や腎機能に問題のない人が1日1食飲む場合、0.50gだけを過度に恐れる必要はないでしょう。
WHOの基準では1日の10%に相当する
世界保健機関(WHO)は、成人の食塩摂取量を1日5g未満にすることを推奨しています。
この基準に対して、食塩相当量0.50gはちょうど10%です。
1日2食飲んで1.0gになれば、WHOの基準の20%をプロテインだけで占めます。
1日1食ならそれほど大きく見えなくても、1日に何度も飲む人は無視しにくい量です。
1日2食なら食塩相当量1.0gになる
SAVEを摂取する回数ごとの食塩相当量を計算すると、次のようになります。
| 摂取量 | 1日の食塩相当量 | 30日間の合計 |
|---|---|---|
| 1日1食 | 0.50g | 15g |
| 1日2食 | 1.00g | 30g |
| 1日3食 | 1.50g | 45g |
1日3食飲む場合は、成人男性の目標量の20%、成人女性では約23%をプロテインだけで摂る計算です。
もちろん、30日間で合計15gの食塩を摂ったから、体内に15gがそのまま蓄積するわけではありません。
ナトリウムは尿や汗などから排出されます。
重要なのは長期間の合計値ではなく、食事を含めた1日あたりの摂取量が多くなりすぎていないかです。
日本人は普段の食事ですでに塩分を取りすぎている
厚生労働省が公表した令和6年国民健康・栄養調査では、20歳以上の食塩摂取量の平均値は1日9.6gでした。
これは、健康日本21(第三次)が掲げる平均7gという目標を上回っています。
普段から次のような食品をよく食べる人は、プロテイン以外からも食塩を多く摂っている可能性があります。
- ラーメンやうどんの汁
- インスタント食品
- 弁当や総菜
- 漬物
- ハムやソーセージ
- みそ汁やスープ
- しょうゆやドレッシング
- スナック菓子
例えば、ラーメンは汁まで飲むと、1食だけで食塩相当量が6g前後になる場合があります。
そのような食事にSAVEを1~2食追加すると、1日の合計量はさらに増えます。
ソイプロテインの0.50gだけを問題視するのではなく、食事全体のなかで考えることが大切です。
筋トレで汗をかけば塩分は気にしなくてよい?
汗からナトリウムが失われるのは事実
ナトリウムは、体内の水分量や浸透圧を調整し、神経や筋肉が正常に働くために必要なミネラルです。
運動中に汗をかくと、水分と一緒にナトリウムも失われます。
そのため、暑い環境で長時間運動する人や、発汗量が非常に多い人には、水分だけでなくナトリウムの補給が必要になることがあります。
ナトリウムを極端に避けることが、すべてのトレーニングに適しているわけではありません。
一般的な筋トレなら追加補給が必要とは限らない
汗をかくからといって、運動する人全員が積極的に塩分を増やす必要があるわけではありません。
空調の効いたジムで1時間程度筋トレをする場合と、真夏の屋外で何時間も運動する場合では、失われる汗とナトリウムの量が大きく異なります。
運動時の水分・電解質補給に関する専門家の声明でも、発汗量、汗に含まれるナトリウム濃度、運動時間、気温などに応じて個別に調整することが推奨されています。
普段の食事から十分な塩分を摂っている人が、短時間の筋トレをしたという理由だけで、プロテインの塩分を無視したり、さらに塩分を追加したりする必要はありません。
塩分を摂っても筋肉が増えるわけではない
ナトリウムは筋肉や神経の働きに必要ですが、多く摂るほど筋肉が成長するわけではありません。
筋肉を増やすために重要なのは、適切なトレーニング、十分なタンパク質とエネルギー、休養を継続することです。
ソイプロテインに含まれる食塩相当量0.50gを、「筋肉のために必要な塩分」と積極的に評価する根拠はありません。
反対に、0.50gあるからタンパク質補給に悪影響が出るという根拠も確認できませんでした。
筋肉への直接的な影響ではなく、1日の塩分摂取量や血圧との関係で考えるのが適切です。
どんな人が特に注意したほうがよい?
1日に2回以上プロテインを飲む人
1日1食なら0.50gですが、2食なら1.0g、3食なら1.5gになります。
食事を含めた合計量が多くなりやすいため、複数回飲む人は栄養成分表示を確認しましょう。
複数の商品を比較するときは、タンパク質含有率や価格だけでなく、食塩相当量も確認すると選びやすくなります。
外食や加工食品が多い人
外食、コンビニ弁当、カップ麺、総菜などを頻繁に利用する人は、食塩摂取量が多くなりやすい傾向があります。
この場合、プロテインの0.50gが単独で問題なのではなく、すでに多い食事へ毎日追加されることが問題になります。
栄養成分表示がある食品では、1日の食塩相当量を大まかに合計してみるとよいでしょう。
高血圧や腎臓病などで減塩を指示されている人
高血圧の予防や治療では、1日6g未満の減塩が推奨される場合があります。
慢性腎臓病、心疾患、糖尿病などがある人も、医師から塩分量について個別の指示を受けることがあります。
こうした人にとって、毎日0.50~1.0g追加されることは無視できない可能性があります。
自己判断で「筋トレをしているから大丈夫」と考えず、商品の栄養成分表示を医師や管理栄養士へ見せて相談してください。
塩分が気になる場合の対策
1日1食までにする
現在1日2~3食飲んでいるなら、ソイプロテインを1日1食にして、残りのタンパク質を食事から補う方法があります。
ただし、肉、魚、卵、乳製品にも味付けや加工方法によって食塩が含まれます。
プロテインを減らしただけで安心せず、食事全体を確認しましょう。
ほかの食事で減塩する
SAVEを安く継続したい場合は、プロテインをやめるのではなく、ほかの食事で調整する方法もあります。
例えば、次のような対策です。
- 麺類の汁を残す
- みそ汁を1日何杯も飲まない
- しょうゆやソースを直接かけすぎない
- 漬物や加工肉の回数を減らす
- 栄養成分表示で食塩相当量を比較する
- 減塩タイプの調味料を利用する
麺類の汁やスープを残すだけで、プロテイン1食分を大きく上回る食塩を減らせる場合があります。
細かな0.50gだけにこだわるより、塩分の多い食品を見直すほうが効果的なこともあります。
食塩相当量の少ないプロテインと比較する
ソイプロテインは、すべての商品が1食0.50gというわけではありません。
使用する原料、製造方法、1食分の量によって食塩相当量は異なります。
価格とタンパク質量が近い商品で迷った場合は、次の項目を比較しましょう。
- 1食あたりの食塩相当量
- タンパク質20gを摂るために必要な粉末量
- 1日に飲む回数
- 価格
- 味や飲みやすさ
表示単位が「100gあたり」と「1食あたり」で異なる場合があるため、同じ粉末量へそろえて比較することが大切です。
価格やタンパク質量、飲みやすさを含めてホエイと比較したい人は、**「初心者向けホエイプロテインおすすめ5選|価格・タンパク質量・飲みやすさを比較」**も参考にしてください。
SAVEソイプロテインを飲み続ける私の考え
私はホエイプロテインの価格が高くなったことをきっかけに、SAVEのスーパープライス ソイプロテインへ切り替えました。
3kgを3,500~4,000円程度で購入でき、気軽にタンパク質を補える点には満足しています。
一方で、味は正直かなりまずく、粉っぽさもあります。運動直後に飲むと、気持ち悪くなることもありました。
食塩相当量0.50gについても、栄養成分表示を確認して気になった点のひとつです。
調べた結果、1日1食だけで過度に心配する必要はないと考えています。
ただし、「筋トレで汗をかくから塩分はすべて帳消しになる」とは考えていません。
プロテインを1日に何度も飲む日や、ラーメン、弁当、加工食品などを食べる日は、食事全体の塩分が多くなっていないか注意しています。
SAVEの味、粉っぽさ、腹持ちについては、**「ホエイプロテインが高いのでソイに変えてみた|価格・味・腹持ちの違いを正直レビュー」**で詳しく紹介しています。
よくある質問
ソイプロテインの食塩相当量0.5gは多い?
1食だけで成人の目標量を超える数値ではありません。
ただし、成人男性の1日目標量7.5gに対して約6.7%、成人女性の目標量6.5gに対して約7.7%です。
1日2~3食飲む場合や、外食や加工食品が多い場合は、無視できない量になる可能性があります。
食塩を原材料に使っていないのに、なぜ塩分がある?
食塩相当量は、食品に含まれるナトリウムを食塩の量へ換算した表示です。
分離大豆たんぱくの原料や製造工程などに由来するナトリウムが含まれていれば、食塩を直接加えていなくても食塩相当量が表示されます。
水を多く入れれば塩分は減る?
水を多く入れても、摂取するナトリウムの総量は変わりません。
味は薄くなりますが、同じ量の粉末をすべて飲めば、食塩相当量も同じです。
汗をかけばプロテインの塩分は問題ない?
汗からナトリウムが失われるのは事実ですが、失われる量には大きな個人差があります。
短時間の一般的な筋トレであれば、追加の塩分補給が必要とは限りません。運動したことだけを理由に、食事全体の塩分を気にしなくてよいとは言えません。
ソイプロテインの塩分は筋肉に悪影響がある?
1食0.50gの食塩相当量が、タンパク質の吸収や筋肉の成長を直接妨げるという明確な根拠は確認できませんでした。
ただし、塩分の取りすぎは血圧などへ影響するため、筋肉への直接的な影響ではなく、長期的な健康管理の面から注意する必要があります。
高血圧でも飲める?
高血圧の人は、医師から1日の食塩摂取量を指示されている場合があります。
自己判断せず、プロテイン1食あたりの食塩相当量と1日の摂取回数を医師や管理栄養士へ伝えて相談してください。
まとめ|1食0.5gだけを怖がらず、1日の合計量で考える
SAVE スーパープライス ソイプロテインには、1食20gあたり0.50gの食塩相当量が含まれています。
食塩相当量0.50gは、ナトリウムに換算すると約197mgです。
今回調べた内容をまとめると、次のようになります。
- 食塩相当量は、食品中のナトリウムを食塩へ換算した数値
- 原材料に食塩がなくても食塩相当量は表示される
- 分離大豆たんぱくの製造工程がナトリウム量に関係する可能性がある
- 1日1食なら食塩相当量は0.50g
- 1日2食なら1.0g、3食なら1.5gになる
- 0.50gは成人男性の目標量の約6.7%、女性では約7.7%
- 筋トレで汗をかいても、塩分を無条件に無視してよいわけではない
- 高血圧や腎臓病などで減塩を指示されている人は医師への相談が必要
健康な人が1日1食飲んだからといって、食塩相当量0.50gを過度に恐れる必要はないでしょう。
ただし、日本人は普段の食事から塩分を取りすぎる傾向があります。
大切なのは、プロテインだけを見て「多い」「少ない」と判断するのではなく、朝食、昼食、夕食、間食を含めた1日の合計量を確認することです。
価格の安さを理由にSAVEを継続する場合も、栄養成分表示を確認しながら、自分の食生活に合った回数で取り入れましょう。
楽天市場でSAVE ソイプロテインを確認する参考資料
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html - 厚生労働省 e-ヘルスネット「ナトリウム」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/food/ye-024.html - 厚生労働省 e-ヘルスネット「栄養・食生活と高血圧」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-02-002.html - 厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66279.html - 消費者庁「栄養成分表示は、健康づくりに役立つ重要な情報源」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/food_labeling_cms206_20191126_06.pdf - World Health Organization「Sodium reduction」
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/sodium-reduction - Food and Agriculture Organization「Technology of production of edible flours and protein products from soybeans」
https://www.fao.org/4/t0532e/t0532e07.htm - National Athletic Trainers’ Association Position Statement: Fluid Replacement for the Physically Active
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5634236/
