※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。
100kgを超えるスクワットで、しゃがんだ身体が少し前へ行きそうになる。これまで裸足でトレーニングしていた私は、足元の安定感に不満を感じるようになり、adidasの「Powerlift 5」を購入しました。
購入したのは、adidas Powerlift 5。2026年8月にAmazonで12,800円でした。約10回使い、スクワットだけでなくベンチプレスやスピンバイクでも試しています。
結論からいうと、裸足のときにあった「前へ行きそうな感覚」はほぼなくなりました。硬い靴底とストラップで足元がガチッと固まり、100kgを超えるスクワットでも安心して力を出しやすくなっています。
- 今回レビューするPowerlift 5と使用条件
- adidas Powerlift 5はどんなシューズ?
- 買った理由は、裸足のスクワットで前へ行きそうだったから
- スクワットでは足元がガチッと固まる
- ベンチプレスでも踏ん張りが利く
- 意外だったのはスピンバイクとの相性
- サイズ感は普段どおり。ただし圧迫感は強め
- 歩くための靴ではない。デッドリフトにも使っていない
- 黒一色の見た目は、地味というより本気の道具
- 実際に感じたメリット・デメリット
- Powerlift 5が向いている人、いらない人
- 12,800円でも、もう一度買うと思う
- シューズを替えても、安全設備は省略できない
- まとめ:裸足から替えると、安定感の違いが分かりやすかった
Powerlift 5を使った結論
スクワットの安定感を求める人には、かなり分かりやすい変化を感じられるシューズでした。圧迫感と歩きにくさはありますが、同じ12,800円でも私はもう一度買います。
今回レビューするPowerlift 5と使用条件
同じシューズでも、扱う重量やそれまでの履物によって印象は変わります。まずは、今回のレビュー条件をまとめます。
| 製品 | adidas Powerlift 5 |
|---|---|
| 商品番号・カラー | JP6198/コアブラック・コアブラック・カーボン |
| サイズ | 28cm(普段の靴も28cm) |
| 購入時期 | 2026年8月 |
| 購入先・価格 | Amazon/12,800円 |
| 使用回数 | 約10回 |
| 主な用途 | 100kg超のスクワット、ベンチプレス、スピンバイク |
| 以前のスクワット | 裸足 |
| デッドリフト | 未使用 |
まだ使い始めて約10回なので、この記事では履き始めの安定感やサイズ感を中心に書いています。ソールやストラップが何年持つかといった耐久性については、現段階では判断していません。
adidas Powerlift 5はどんなシューズ?
Powerlift 5は、スクワットなどのウエイトトレーニングを想定したリフティングシューズです。普通のスニーカーのような柔らかい履き心地ではなく、硬いソールで足元を安定させ、靴ひもと甲のストラップで足を固定する作りになっています。
| 項目 | 公式仕様 |
|---|---|
| フィット | レギュラーフィット |
| 固定方法 | シューレース、面ファスナー式ストラップ |
| アッパー | テキスタイル、合成素材 |
| アウトソール | ラバー |
| スタックハイト | 34mm |
| ヒールリフト | 15mm |
仕様はadidas公式の商品ページを参照しました。公式価格は14,300円ですが、価格や在庫は販売店と時期で変わります。私がAmazonで購入したときはセールで12,800円でした。

買った理由は、裸足のスクワットで前へ行きそうだったから
Powerlift 5を買うまで、私はスクワットを裸足で行っていました。裸足なら床の感覚が分かりやすく、クッションのあるランニングシューズのように足元が沈むこともありません。軽い重量のうちは、それで大きな不満はありませんでした。
ところが100kgを超える重量を扱うようになると、動作中に身体が前へ行きそうな感覚が気になり始めました。実際に倒れたわけではなくても、足元に少しでも不安があると、バーを担いだ状態では集中しにくくなります。
筋力そのものを急に増やすことはできません。しかし、身体と床の間にある履物なら、その日から変えられます。「専用シューズにしたら、もっと安定するのではないか」と考えたのが購入のきっかけでした。
スクワットでは足元がガチッと固まる
Powerlift 5を履いて最も分かりやすく変わったのは、やはりスクワットです。靴底が硬いため、足で床を押した力が柔らかいクッションに逃げる感覚がありません。さらに靴ひもとストラップを締めると、靴の中で足が動きにくくなります。
私の感覚を一言で表すなら、「足元がガチッとする」です。100kgを超える重量でも、しゃがんで立ち上がるまで土台が変わりにくい。裸足のときに感じていた身体が前へ行きそうな感覚は、Powerlift 5ではなくなりました。
もちろん、シューズを替えるだけでフォームが自動的に正しくなるわけではありません。スタンスや膝の向き、バーの軌道が崩れていれば、別に見直す必要があります。それでも、足元への余計な心配が減ったことで、私はスクワットの動作に集中しやすくなりました。
使用感について:この安定感は、Powerlift 5と裸足を比べた私個人の感想です。足首の柔軟性やフォーム、床材によって感じ方は変わります。
15mmのヒールは、履くとそこまで高く感じない
公式仕様ではヒールリフトが15mmあります。数字だけを見ると、かかとが大きく持ち上がる姿を想像するかもしれません。しかし、実際に履いた印象では「かかとがかなり高い」という感じはありませんでした。
普通の靴から履き替えても極端な違和感はなく、スクワットを始めれば高さよりもソールの硬さと固定感のほうを強く意識します。初めてリフティングシューズを買う人でも、比較的入りやすい高さだと感じました。
ベンチプレスでも踏ん張りが利く
Powerlift 5はスクワット用として買いましたが、ベンチプレスでも使っています。ウォームアップから履き、最高で約120kgを扱いました。
ベンチプレスは上半身の種目に見えて、重量が上がるほど足の踏ん張りも重要になります。Powerlift 5は硬いソールで床を押しやすく、足が靴の中でずれにくいため、セット中の土台を作りやすいと感じました。
スクワットほど劇的な変化ではありませんが、専用の靴に履き替える意味は十分あります。一足でスクワットとベンチプレスの両方に使えることは、ホームジムでトレーニングする私にとって想像以上に便利でした。
意外だったのはスピンバイクとの相性
購入前には考えていませんでしたが、Powerlift 5はスピンバイクとも意外に相性がよいです。底が硬いため、ペダルを踏んだときに靴がぐにゃりと曲がらず、力を伝えやすく感じます。
本格的なサイクリングシューズの代用品という話ではありません。それでも筋トレ後にそのままスピンバイクへ移る程度なら、わざわざ別の靴に履き替えなくても回しやすい。予定していなかった使い道なので、少し得をした気分でした。
サイズ感は普段どおり。ただし圧迫感は強め
私は普段の靴もPowerlift 5も28cmです。つま先の長さを含め、基本的には普段と同じサイズで問題ありませんでした。履いたり脱いだりする動作も普通の靴と大きく変わらず、靴ひもを極端に緩めなければ履けないということもありません。
ただし、足全体を包む圧迫感は強めです。痛いほどではありませんが、ゆったりしたスニーカーと同じ感覚で買うと窮屈に感じる可能性があります。厚手の靴下を履くと、私の28cmではかなりきつくなりそうです。
幅広の足や厚手の靴下を前提にする人は、0.5cm上も候補になります。ただ、トレーニング中に足を固定するための靴なので、ある程度の密着感は製品の性格でもあります。単純に「圧迫感があるから大きめ」と決めず、可能なら普段のサイズと0.5cm上を履き比べるのが確実です。
ストラップを締めると固定感と圧迫感が一緒に増える
甲にある面ファスナー式ストラップは、Powerlift 5らしさを実感しやすい部分です。しっかり締めると足がさらに固定され、重い重量を扱う前の安心感が増します。
一方で、締めたぶんだけ甲の圧迫感も増えます。私は痛みまではありませんが、常に最大まで締める必要はないと感じました。ウォームアップでは少し余裕を持たせ、重いセットの前に好みの強さへ調整する使い方もできます。
歩くための靴ではない。デッドリフトにも使っていない
硬いソールは、トレーニングでは長所ですが、歩くときには短所になります。足の動きに合わせてしなやかに曲がるスニーカーではないため、ジムまで長く歩いたり、普段履きにしたりする用途には向いていません。
私はトレーニングを始める前にPowerlift 5へ履き替え、終わったら普段の靴へ戻すものだと考えています。スクワットのセット間に少し移動する程度なら問題ありませんが、これ一足で外出まで済ませる靴ではありません。
また、デッドリフトでは使っていません。私の場合は、15mmのヒールがあるPowerlift 5を使う利点をデッドリフトには感じていないためです。スクワットに向いているからといって、すべての種目に同じように向くとは限りません。
黒一色の見た目は、地味というより本気の道具
購入したコアブラックは、アッパーからソールまで黒を基調にしたカラーです。派手な差し色はありませんが、そのぶんバーベルやラックのある空間によくなじみます。
履くと、筋トレ動画に出てくるような本格的な雰囲気があります。靴が重量を持ち上げてくれるわけではありませんが、専用の道具を身につけると「これからトレーニングをする」という気持ちへ切り替わる。私にとって、このモチベーションは見逃せない利点でした。
実際に感じたメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| スクワットで足元がガチッと安定する | 普通のスニーカーより圧迫感が強い |
| 前へ行きそうな感覚がなくなった | 厚手の靴下ではきつくなりやすい |
| ベンチプレスでも踏ん張りやすい | 硬いソールなので歩行には向かない |
| スピンバイクでも力を伝えやすい | デッドリフトでは使う利点を感じていない |
| 専用シューズらしい見た目で気分が上がる | 耐久性は約10回の使用ではまだ判断できない |
Powerlift 5が向いている人、いらない人
向いている人
- スクワット中の足元をもっと安定させたい人
- 柔らかいスニーカーの沈み込みが気になる人
- スクワットとベンチプレスで同じ靴を使いたい人
- 専用シューズでトレーニングの気持ちを切り替えたい人
- 硬いソールと強めの固定感を好む人
急いで買わなくてもよい人
- 現在の裸足やフラットな靴で不安を感じていない人
- 一足でトレーニングと長時間の歩行を済ませたい人
- 締め付けのある靴が苦手な人
- デッドリフトだけに使う靴を探している人
Powerlift 5は、誰が履いても重量が伸びる魔法の道具ではありません。今の足元に不満がなければ、急いで導入する必要はないでしょう。反対に、私のようにスクワットで前後の不安定さを感じているなら、フォームの確認とあわせて試す価値があります。
12,800円でも、もう一度買うと思う
トレーニングシューズに12,800円と考えると、決して安い買い物ではありません。裸足なら費用はかからず、すでに持っている靴で済む人もいます。
それでも私は、同じ価格でももう一度Powerlift 5を買うと思います。スクワットで前へ行きそうな感覚がなくなり、足元の安定感が明確に増えました。ベンチプレスでも踏ん張りが利き、想定外だったスピンバイクにも使えています。
さらに、黒いリフティングシューズを履くこと自体がモチベーションになります。数値では表しにくい部分ですが、これから長く使い倒したいと思える道具を選べたことには、価格以上の満足感があります。
シューズを替えても、安全設備は省略できない
Powerlift 5で足元が安定しても、バーベルそのものの安全対策が不要になるわけではありません。特に100kgを超えるスクワットを一人で行うなら、セーフティの高さを毎回確認し、潰れたときにバーを受けられる状態にしておく必要があります。
ホームジムでの具体的な注意点は、バーベルスタンドは危険?一人で安全に使うための注意点にもまとめています。また、私が実際に使っているスタンドについては、GronGバーベルスタンドを約6年使ったレビューで使用感を紹介しています。
まとめ:裸足から替えると、安定感の違いが分かりやすかった
adidas Powerlift 5を約10回使って最もよかったのは、100kg超のスクワットで足元の不安が減ったことです。裸足のときにあった前へ行きそうな感覚はなくなり、硬いソールとストラップによる固定感を実感できました。
ベンチプレスでは足の踏ん張りが利き、スピンバイクでもペダルへ力を伝えやすい。一方で、圧迫感は強く、厚手の靴下や幅広の足ではサイズ選びに注意が必要です。歩行には向かず、デッドリフトでは使っていません。
欠点を含めても、現時点での満足度は高いです。スクワットのフォームや安全設備を見直したうえで、それでも足元が落ち着かない人には、検討する意味のある一足だと思います。耐久性については、これから使い続けて確かめていきます。
