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Gibson J-45と聞くと、丸みを帯びたラウンドショルダーのボディを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、筆者が約6年間所有している1968年製J-45は、一般的なJ-45とは見た目が異なるスクエアショルダー仕様です。
約6年前に新宿の楽器店で購入し、現在も実際に弾き続けています。購入後にはサドルとペグを交換し、ピックアップも取り付けました。
完全なオリジナル状態を保存するというより、自分が実際に演奏するための「使うヴィンテージギター」として付き合ってきた一本です。
この記事では、1968年製J-45を約6年間所有して感じた音、弾きやすさ、魅力や弱点を紹介します。年代や仕様については資料で確認しつつ、筆者所有個体の感想とは分けて解説します。
この記事は筆者所有の1本をもとにしたレビューです。ヴィンテージギターは個体差が大きいため、同じ年代のJ-45がすべて同じ音や仕様とは限りません。
- 1968年製Gibson J-45を約6年間所有している
- なぜ1968年製J-45を購入したのか
- スクエアショルダーの見た目に惹かれた
- 1968年製J-45は仕様の過渡期にあたる
- 実際に弾いた音|ジャキッとして枯れているのに元気
- 全音域のバランスがよく、ストロークにもアルペジオにも使える
- ネックは極端に太いとは感じない
- サドルを交換しても、この個体らしい音は残った
- 固くなったペグを交換|実用性と外観の馴染みを優先
- ピックアップを取り付けて「使うヴィンテージ」にした
- オリジナル価値より、自分が使えることを選んだ
- 購入時からブリッジの修理歴があった
- 約6年間で大きな故障は経験していない
- 弾き続けて音に元気が出てきた気がする
- 1974年製Martin D-28との音の違い
- 2026年現在の1968年製J-45の中古販売価格
- ヴィンテージJ-45を購入するときの注意点
- 現行J-45と1968年製ならどちらを残す?
- 1968年前後のJ-45はどんな人におすすめ?
- まとめ|約6年弾いても手放したくないJ-45
1968年製Gibson J-45を約6年間所有している

筆者がこの1968年製J-45を購入したのは約6年前です。
新宿の楽器店で購入し、価格は約25万円だったと記憶しています。ただし、当時の購入記録を確認した正確な金額ではありません。
また、これは約6年前に筆者が購入した個体の価格です。2026年現在の中古相場を示す金額ではありません。
購入時点で、楽器店からは「以前ブリッジが剥がれ、修理されている」と説明を受けました。修理歴のある個体ですが、購入後の約6年間で演奏できなくなるような大きな故障は経験していません。
現在までに筆者が行った主な変更は次のとおりです。
- サドルの交換
- 固くなっていたペグの交換
- ピックアップの取り付け
ヴィンテージとしてのオリジナル度よりも、実際に演奏しやすく、自分の用途に合った状態にすることを優先しています。
なぜ1968年製J-45を購入したのか
最初から「1968年製のJ-45を買おう」と決めて探していたわけではありません。
もともとGibson J-45が欲しかったのですが、新品の一般的なJ-45は所有している人も多く、せっかくなら少し違う特徴を持った一本が欲しいと考えていました。
探しているなかで見つけたのが、現在所有している1968年製J-45です。
購入までの流れを簡単に整理すると、次のようになります。
- Gibson J-45が欲しくなる
- 新品とは少し違う一本を探す
- スクエアショルダーの1968年製J-45を見つける
- 見た目を格好良いと感じる
- 実際に試奏して音も気に入る
- 購入を決める
古い年式や希少性だけで選んだのではなく、実物を見て、弾いて、自分が気に入ったことが購入の決め手でした。
スクエアショルダーの見た目に惹かれた

一般的なJ-45は、ネック側のボディが丸く落ちたラウンドショルダーで知られています。
一方、筆者の個体は肩の部分が角張ったスクエアショルダーです。ラウンドショルダーとは異なる、少し無骨な見た目に惹かれました。
購入当時は単純に「スクエアショルダーのJ-45は格好良い」と感じていましたが、約6年間さまざまな中古楽器を見ていると、この形のJ-45を目にする機会はそれほど多くありません。
市場であまり見かけないことも、所有を続けるうちに大きな魅力になりました。
1968年製J-45は仕様の過渡期にあたる
J-45は1942年に登場したGibsonを代表するアコースティックギターです。初期から長く、スプルーストップ、マホガニーのサイド・バック、ローズウッド指板・ブリッジという構成が基本になっています。Gibson公式の歴史解説でも、J-45の前身であるJ-35から続く基本構成が紹介されています。
ただし、J-45は長い生産期間のなかで細かな仕様変更を繰り返してきました。1968年前後は、特に判断の難しい過渡期です。
スクエアショルダーへの移行時期には資料差がある
専門資料や販売店の説明を確認すると、スクエアショルダーのJ-45は1968年後半から現れ、1969年ごろに本格的に移行したとする見方があります。
一方、資料によっては1969年後半を大きな変更時期としているものもあります。そのため「1968年製なら必ずスクエアショルダー」「1969年製までは必ずラウンドショルダー」と単純には分けられません。
実際に1968~69年製の過渡期個体として販売されているスクエアショルダーJ-45も確認できます。海外専門店の販売例では、1968~69年の移行期にあたる個体として紹介されています。
シリアル番号だけで年代を決めにくい
1960年代のGibsonは、同じシリアル番号が複数の年に使われている場合があります。
そのため、ヴィンテージGibsonの年代を確認するときは、シリアル番号だけでなく、次のような特徴も組み合わせて判断する必要があります。
- ボディ形状
- ブリッジの形状
- ヘッドやロゴ
- ナット幅
- ペグ
- ラベルや刻印
- 「MADE IN USA」刻印の有無
- 過去の修理やパーツ交換
Gibson公式のシリアル番号案内もありますが、古い個体は現代のように番号だけで明確に特定できるとは限りません。Gibson公式シリアル番号案内
筆者の個体は購入店から1968年製として説明を受けて購入していますが、ヴィンテージギター全般では、専門店による総合的な確認が重要です。
実際に弾いた音|ジャキッとして枯れているのに元気
筆者がこのJ-45の音を表すなら、最初に出てくるのは「ジャキッとしている」という言葉です。
ただし、音が薄い、軽い、チープという意味ではありません。
筆者の個体には、次のような印象があります。
- ジャキッとしているがチープではない
- しっかりGibsonらしい音がする
- ヴィンテージにしか出せないと感じる枯れた雰囲気がある
- 枯れているのに音には元気がある
「枯れているのに元気がある」という、一見すると矛盾しているようなところが、このJ-45の面白さです。
古い木材らしい乾いたニュアンスを感じますが、弱々しくはありません。弦を鳴らしたときには、音がしっかり前へ出ていく勢いがあります。
もちろん、これは筆者が所有している個体への主観的な感想です。すべての1968年製J-45が同じ音を出すわけではありません。
全音域のバランスがよく、ストロークにもアルペジオにも使える
筆者のJ-45は、低音・中音・高音のどこかだけが極端に強いというより、全体が比較的バランスよく鳴っていると感じます。
Gibsonらしいジャキッとした輪郭はありますが、それだけが突出しているわけではありません。
ストロークではコード全体がまとまりやすく、J-45らしい勢いを感じられます。一方、アルペジオでも各弦の音を拾いやすく、普通に使いやすいです。
J-45というとストローク中心のイメージを持たれることもありますが、少なくとも筆者の個体はストローク専用ではありません。実際にアルペジオとストロークの両方で使用しています。
ネックは極端に太いとは感じない
1968年製という古いギターですが、筆者の個体については、ネックを極端に太いとは感じません。
同じく所有している1974年製Martin D-28と持ち替えても、特別太いという印象はなく、普通に弾きやすいです。
1960年代後半のGibsonには、ナット幅が約39~40mmまで狭くなった、いわゆるナローネックの個体が多く見られます。ただし、過渡期には約42mm前後の仕様も存在したと専門店は説明しています。クロサワ楽器の解説でも、1965年途中からのナローネックと、異なる仕様が混在する過渡期について紹介されています。
筆者は購入時に「レギュラーネック」と呼ばれる仕様だったように記憶していますが、ナット幅を実測して確認したわけではありません。そのため、この記事では筆者所有個体の正確なナット幅や仕様を断定しません。
ヴィンテージJ-45のネックは年代だけで判断せず、実測値を確認し、実際に握ってみることが大切です。
サドルを交換しても、この個体らしい音は残った
購入後、筆者はサドルを交換しています。
交換前後で音がまったく同じだったとは言い切れませんが、筆者の感覚では、このJ-45がもともと持っていた音色はそれほど変わりませんでした。
サドル交換後も、ジャキッとしたGibsonらしさや、枯れているのに元気がある感覚は残っています。
ただし、これはあくまで筆者の個体で感じたことです。
一般的にサドルは、弦の振動をボディへ伝える重要な部品です。材質、高さ、形状、底面の密着状態などによって、音、弦高、演奏感が変化する可能性があります。
「サドルを交換しても音は変わらない」という意味ではありません。筆者の場合は、交換後も根本的な音の個性は失われなかったという感想です。
固くなったペグを交換|実用性と外観の馴染みを優先
購入後、もともと付いていたペグが固くなっていたため交換しました。
新しいペグを選ぶときは、性能だけでなく見た目にもこだわりました。新品らしくピカピカしたものではなく、少しヤレた雰囲気のあるペグを選んでいます。
50年以上経過したボディに新品らしいパーツを付けるより、少しくすんだ見た目のほうが馴染むと考えたためです。
実際に交換してみても、少しヤレたペグのほうがこのJ-45には合っていると感じます。
オリジナルのペグを残すことより、現在も無理なくチューニングでき、演奏に使える状態にすることを優先しました。
ピックアップを取り付けて「使うヴィンテージ」にした
このJ-45には、後からピックアップも取り付けています。
具体的なメーカーや型番は確認できていないため、この記事では推測しません。
筆者にとって、このJ-45はケースの中で保存しておくためのコレクションではありません。生音で楽しむだけでなく、必要に応じてアンプや音響機器につなげる、実際に使うギターです。
生音が良いのはもちろんですが、ピックアップを通しても「ちゃんとGibsonの音がする」と感じます。電気的に音を取り出しても、音の芯やJ-45らしい雰囲気は失われていません。
オリジナル価値より、自分が使えることを選んだ
ヴィンテージギターでは、オリジナルパーツがどれだけ残っているかが中古市場での評価に影響する場合があります。
筆者の個体は、購入後に次の変更を行っています。
- サドル交換
- ペグ交換
- ピックアップ取り付け
これらの変更によって、完全オリジナルの個体と比べて市場価値が下がる可能性は理解しています。
それでも筆者は、オリジナル状態のまま保存するより、自分が実際に使うギターとして手を入れることを選びました。
ヴィンテージギターとの付き合い方に、ひとつだけの正解があるとは思いません。
オリジナルの価値を大切にして保存する人もいれば、必要な修理や変更をしながら演奏する人もいます。筆者にとっては、現在も気持ちよく弾けることのほうが重要でした。
購入時からブリッジの修理歴があった
購入時、楽器店から「以前ブリッジが剥がれ、修理されている」と説明を受けました。
ブリッジは、弦の張力を受けながら振動をトップへ伝える重要な部分です。古いアコースティックギターでは、接着部の劣化やトップの変形などにより、ブリッジが浮いたり剥がれたりすることがあります。
修理歴があると聞けば、不安を感じる人もいるでしょう。
しかし、修理歴があるという事実だけで「悪いギター」とは判断できません。重要なのは、どこを、どのように修理し、現在どのような状態になっているかです。
筆者のJ-45は購入後約6年間、大きな故障なく使用できています。
また、購入時に修理歴を隠さず説明してもらえたことも、購入を判断するうえで大切でした。
約6年間で大きな故障は経験していない
このJ-45を購入してから約6年間、演奏できなくなるような大きな故障は経験していません。
ペグの固さなど、古い楽器ならではの問題はありましたが、必要な箇所へ手を入れることで現在も弾き続けられています。
もちろん、これは今後も修理が不要という意味ではありません。
ヴィンテージギターは木材や接着部、金属パーツなどが長い年月を経ています。現在問題なくても、湿度や保管環境、弦の張力などによって状態が変わる可能性があります。
古いギターだからこそ、日頃の状態確認と、必要に応じた専門店での点検は重要です。
弾き続けて音に元気が出てきた気がする
約6年間所有するなかで、購入した頃よりもサウンドに元気が出てきたように感じています。
筆者の想像では、購入前にあまり弾かれていない期間があった個体なのかもしれません。再び継続して弾くようになり、音の印象が変わった可能性もあります。
ただし、これは録音や測定によって客観的に比較した結果ではありません。
弦、ピック、湿度、演奏方法、サドル交換など、音の印象に影響する要素は数多くあります。単純に「弾き込んだから音が良くなった」と証明することはできません。
あくまで、長く一緒に弾いてきた所有者として「以前より元気に鳴るようになった気がする」という感覚です。
1974年製Martin D-28との音の違い
筆者は1974年製Martin D-28も約6年半所有しています。
D-28とJ-45では、音のキャラクターがかなり違うと感じます。
1974年製D-28は、低音が「ドン」と出るような、どっしりした鳴りが印象的です。一方、1968年製J-45には、次の特徴を感じます。
- ジャキッとしたGibsonらしい音
- ヴィンテージらしい枯れたニュアンス
- 枯れていながら元気のある鳴り
- 全音域のバランスのよさ
どちらが優れているという話ではありません。
D-28にはD-28の低音の魅力があり、J-45にはJ-45の乾いた輪郭と勢いがあります。曲やその日の気分に応じて、異なる個性を楽しめます。
同じく筆者が所有しているD-28については、以下の記事で詳しく紹介しています。
→ 1974年製Martin D-28を6年半使ったレビュー
2026年現在の1968年製J-45の中古販売価格
筆者は約6年前に、このJ-45を約25万円で購入したと記憶しています。
一方、2026年8月に確認した国内販売例では、1968年製J-45に87万8,000円の価格が付けられていました。クロサワ楽器のヴィンテージ在庫で確認できる一例です。
海外では、1968~69年製のスクエアショルダーJ-45が、セール価格3,499ポンドで掲載されている例も確認できました。Musicstreetの販売ページ
ただし、ヴィンテージJ-45の価格は次の条件によって大きく変わります。
- 個体の状態
- 修理歴
- オリジナルパーツの残存状況
- ネックやトラスロッドの状態
- クラックの有無
- 年代判定の確度
- 付属ケース
- 販売店
- 為替や市場状況
現在確認できる販売価格が、そのまま筆者所有個体の価値や買取価格になるわけではありません。販売価格と実際の成約価格も異なるため、一つの掲載例だけで相場を断定しないことが大切です。
ヴィンテージJ-45を購入するときの注意点
1968年前後のJ-45を購入するなら、年代や見た目だけで決めず、個体の状態を細かく確認したほうがよいでしょう。
ネックとトラスロッド
ネックの反りだけでなく、トラスロッドに調整する余裕が残っているか確認します。
現在の弦高が低くても、サドルを極端に削って無理に下げている可能性があります。ネック角度、サドルの残りしろ、12フレット上の弦高を合わせて見ることが重要です。
ブリッジとトップ
ブリッジの浮きや剥がれ、交換歴、再接着の状態を確認します。
トップが大きく膨らんでいないか、ブリッジ周辺が変形していないかも見ておきたい部分です。筆者のように修理済みの個体でも、適切に直され、現在安定していれば問題なく使える可能性があります。
クラックとブレーシング
ボディのクラックだけでなく、過去の補修状態も確認します。
内部のブレーシングは、トップやバックを支える骨組みです。剥がれがあると、異音や強度低下につながる可能性があります。
なお、Gibson公式によると、1950年代後半から1960年代のJ-45にはノン・スキャロップトXブレーシングが使われていました。現行J-45 Standardは手作業によるスキャロップトXブレーシングを採用しており、同じJ-45でも内部構造に違いがあります。Gibson公式の現行モデル解説
フレット・ナット・サドル
フレットの摩耗、ナット溝の深さ、サドルの高さを確認します。
サドルがほとんど残っていない場合は、今後の弦高調整が難しい可能性があります。交換やネックリセットが必要になった場合の費用も考えておきましょう。
ペグ
チューニング時に極端な固さや引っかかりがないか確認します。
交換されている場合は、交換理由や追加されたネジ穴の有無も見ておきたいところです。オリジナルペグが付属しているかどうかも、中古評価に影響する可能性があります。
修理歴とオリジナルパーツ
修理歴そのものを避けるのではなく、修理内容と現在の状態を確認します。
次のような質問にきちんと答えてくれる店で購入するほうが安心です。
- どこに修理歴があるか
- パーツの交換歴があるか
- 現在のネック状態はどうか
- トラスロッドは動くか
- クラックやブレーシング剥がれはないか
- オリジナルパーツはどこまで残っているか
ヴィンテージギターに詳しい店で、できれば実際に手に取って試奏することをおすすめします。
現行J-45と1968年製ならどちらを残す?
もし新品の現行J-45と、現在所有している1968年製J-45のどちらか一本だけを残すなら、筆者は1968年製を選びます。
理由は、ヴィンテージのほうが無条件に優れているからではありません。
- スクエアショルダーという特徴がある
- 市場であまり見かけない
- 約6年間所有してきた愛着がある
- 自分が使いやすいように手を入れてきた
- 自分の好きなGibsonらしい音がする
- 枯れているのに元気のある鳴りが気に入っている
こうした要素が重なり、筆者にとって代わりの見つけにくい一本になっているためです。
一方、現行J-45にも新品ならではの安心感や、現代的な弾きやすさがあります。
現行J-45 Standardは、43.82mmのナット幅、スリムテーパーネック、スキャロップトXブレーシング、L.R.Baggs製ピックアップなど、現代の演奏環境を意識した仕様です。Gibson公式解説
ヴィンテージと現行のどちらが上かではなく、何を求めるかによって選択は変わります。
1968年前後のJ-45はどんな人におすすめ?
1968年前後のJ-45は、Gibsonのヴィンテージらしい、乾いて枯れた鳴りを探している人にとって魅力的な選択肢です。
特にスクエアショルダーの個体は、一般的なラウンドショルダーJ-45とは違う見た目を求める人にも合うでしょう。
ただし、「1968年製を買えば筆者の個体と同じ音が手に入る」とは限りません。
ヴィンテージギターは、それまでの保管環境、修理歴、パーツ交換、弾かれてきた時間などによって状態が異なります。同じ年式でも、音や弾き心地に大きな差があります。
年代だけで選ばず、実際に弾いて、自分が好きだと感じる個体を選ぶことが大切です。
まとめ|約6年弾いても手放したくないJ-45

筆者の1968年製Gibson J-45は、一般的なJ-45とは異なるスクエアショルダーを持つ一本です。
約6年間所有して感じている主な魅力は、次のとおりです。
- スクエアショルダーの珍しい外観
- ジャキッとしているがチープではない音
- ヴィンテージらしく枯れているのに元気のある鳴り
- 全音域のバランスのよさ
- ストロークとアルペジオの両方で使いやすい
- 約6年間弾き、自分好みに手を入れてきた愛着
サドルやペグを交換し、ピックアップも取り付けたため、完全オリジナルのコレクター向け個体ではありません。
それでも筆者にとっては、価値を維持するために保存するギターではなく、実際に音を出して使うためのギターです。
購入時からブリッジの修理歴もありましたが、その内容を理解したうえで購入し、約6年間大きな故障なく弾いてきました。
ヴィンテージギターは、古さや年式だけで選ぶものではありません。
状態を確認し、信頼できる店から説明を受け、最後は実際に弾いて判断することが重要です。このJ-45も、1968年製だから選んだのではなく、見た目と実際の音を気に入ったからこそ、現在まで所有を続けています。
