※この記事はPRを含みます。

配信や歌、楽器の録音を始めるためにオーディオインターフェースを購入しても、マイクがなければ音声を録ることはできません。

しかし、XLRマイクにはコンデンサーマイクとダイナミックマイクがあり、価格や音の拾い方、必要な機材も異なります。

「宅録にはコンデンサーマイクがいいの?」

「生活音がある部屋でも使いやすいマイクは?」

「USBマイクとは何が違う?」

このように迷っている人も多いでしょう。

この記事では、オーディオインターフェースと組み合わせて使えるXLRマイクから、配信・歌・楽器録音に適した初心者向けモデルを5本紹介します。

なお、筆者が5本すべてを実際に使用して比較した記事ではありません。メーカーが公開している仕様や機能、楽天市場での取り扱い状況をもとに調査しています。

価格は販売店やセールによって変わるため、購入前に最新価格と付属品を確認してください。

目次 [ close ]
  1. 結論:迷ったら用途と部屋の静かさで選ぼう
  2. XLRマイクおすすめ5選の比較表
  3. XLRマイクとは?
  4. XLRマイクとUSBマイクの違い
  5. コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
    1. コンデンサーマイク
    2. ダイナミックマイク
  6. XLRマイクの選び方
    1. 使用目的から選ぶ
    2. 指向性を確認する
    3. オーディオインターフェースの端子を確認する
    4. ファンタム電源の有無を確認する
    5. 付属品を確認する
  7. XLRマイクおすすめ5選
  8. 1.audio-technica AT2020|初めての宅録用として選びやすい定番モデル
    1. AT2020の主な仕様
    2. AT2020のメリット
    3. AT2020の注意点
  9. 2.AKG P120|ローカットとPADを搭載した高コスパモデル
    1. AKG P120の主な仕様
    2. AKG P120のメリット
    3. AKG P120の注意点
  10. 3.LEWITT LCT 240 PRO|歌と楽器を幅広く録りたい人向け
    1. LCT 240 PROの主な仕様
    2. LCT 240 PROのメリット
    3. LCT 240 PROの注意点
  11. 4.SHURE SM58|ボーカルと騒音のある部屋で使いやすい定番マイク
    1. SM58の主な仕様
    2. SM58のメリット
    3. SM58の注意点
  12. 5.audio-technica AT2040|ゲーム実況・音声配信に向いたダイナミックマイク
    1. AT2040の主な仕様
    2. AT2040のメリット
    3. AT2040の注意点
  13. 5本の中から用途別に選ぶならどれ?
    1. 初めての1本ならAT2020
    2. 価格と機能ならAKG P120
    3. 歌と楽器を幅広く録るならLCT 240 PRO
    4. ライブでも使うならSM58
    5. 配信と実況ならAT2040
  14. XLRマイクと一緒に必要なもの
    1. オーディオインターフェース
    2. XLRケーブル
    3. マイクスタンドまたはブームアーム
    4. ポップフィルター
    5. ヘッドホン
  15. XLRマイクを使うときの注意点
    1. コンデンサーマイクの前後を間違えない
    2. 入力ゲインを上げすぎない
    3. コンデンサーマイク=生活音を消せるわけではない
    4. 並行輸入品と正規品を確認する
  16. XLRマイクに関するよくある質問
    1. XLRマイクはパソコンへ直接接続できますか?
    2. コンデンサーマイクとダイナミックマイクはどちらが高音質ですか?
    3. ファンタム電源をダイナミックマイクに使っても大丈夫ですか?
    4. XLRケーブルで音質は大きく変わりますか?
    5. 配信だけならUSBマイクでも十分ですか?
    6. XLRマイクを使えば配信の音質は必ず良くなりますか?
  17. まとめ:XLRマイクは用途と録音環境に合わせて選ぼう
  18. 参考資料

結論:迷ったら用途と部屋の静かさで選ぼう

今回紹介するXLRマイクの選び方を先にまとめると、次のようになります。

  • 初めての宅録用マイクなら「audio-technica AT2020」
  • 機能と価格のバランスを重視するなら「AKG P120」
  • 歌や楽器を幅広く録音したいなら「LEWITT LCT 240 PRO」
  • 周囲の音をなるべく拾いたくないなら「SHURE SM58」
  • ゲーム実況や音声配信が中心なら「audio-technica AT2040」

静かな部屋で歌やアコースティックギターを細かく録音するなら、コンデンサーマイクが候補になります。

一方、エアコンやパソコンのファン、屋外の車などの音が入りやすい部屋では、口元に近づけて使うダイナミックマイクのほうが扱いやすい場合があります。

高価なマイクを選ぶことよりも、使用目的と録音環境に合った種類を選ぶことが大切です。

XLRマイクおすすめ5選の比較表

製品種類指向性周波数特性ファンタム電源価格の目安おすすめの用途
audio-technica AT2020コンデンサー単一指向性20Hz~20kHz必要約13,000円歌・楽器・配信
AKG P120コンデンサーカーディオイド20Hz~20kHz必要約13,000円歌・楽器・宅録
LEWITT LCT 240 PROコンデンサーカーディオイド20Hz~20kHz必要約19,000円ボーカル・楽器
SHURE SM58ダイナミックカーディオイド50Hz~15kHz不要約16,000円ボーカル・配信
audio-technica AT2040ダイナミックハイパーカーディオイド80Hz~16kHz不要約13,000円実況・配信・ナレーション

※価格は記事執筆時点に確認した楽天市場での目安です。セット内容や販売店によって異なります。

XLRマイクとは?

XLRマイクとは、主に3ピンのXLR端子を使って、オーディオインターフェースやミキサーへ接続するマイクです。

一般的な接続方法は次のとおりです。

XLRマイク→XLRケーブル→オーディオインターフェース→USBケーブル→パソコン

XLRマイクは基本的に、マイクだけをパソコンへ直接接続することはできません。マイクから送られる小さなアナログ信号を増幅し、パソコンで扱えるデジタル信号に変換する機器が必要です。

その役割を担うのがオーディオインターフェースです。

仕組みから確認したい人は、「オーディオインターフェースとは?何ができるのか初心者にもわかりやすく解説」も参考にしてください。

XLRマイクとUSBマイクの違い

USBマイクは、マイク内部に音声をデジタル信号へ変換する機能を備えています。USBケーブルでパソコンへ直接接続できるため、必要な機材が少なく、初心者でも始めやすいのが特徴です。

XLRマイクはオーディオインターフェースとXLRケーブルが必要ですが、次のようなメリットがあります。

  • マイクとオーディオインターフェースを個別に選べる
  • マイクだけを買い替えられる
  • 複数のマイクや楽器を同時に接続できる
  • オーディオインターフェース側で入力ゲインを調整できる
  • 配信から音楽制作へ発展させやすい

反対に、機材を増やしたくない人や、オンライン会議で手軽に使いたい人にはUSBマイクが向いています。

USB接続で使えるモデルは、「USBマイクおすすめ5選|オンライン会議・配信・録音に使いやすい初心者向けモデルを比較」で紹介しています。

コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは感度が高く、声や楽器の細かなニュアンスを捉えやすいマイクです。

ボーカル、アコースティックギター、ナレーションなどの宅録に向いています。一方で、声だけでなく部屋の反響やエアコン、パソコンのファンなども拾いやすい傾向があります。

また、一般的なXLRコンデンサーマイクを動作させるには、オーディオインターフェースから供給する48Vファンタム電源が必要です。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは、口元や音源へ比較的近づけて使うのが基本です。コンデンサーマイクより感度が低い製品が多く、離れた場所の生活音や部屋の反響を抑えやすい傾向があります。

ライブボーカルだけでなく、ゲーム実況、雑談配信、ポッドキャストにも使えます。

ファンタム電源は基本的に必要ありませんが、マイクの出力が小さい場合は、オーディオインターフェース側で十分なゲインを確保する必要があります。

XLRマイクの選び方

使用目的から選ぶ

マイクによって得意な用途が異なります。

使用目的選びやすい種類
歌の録音コンデンサーまたはボーカル向けダイナミック
アコースティックギターコンデンサー
ギターアンプの録音ダイナミックまたは高耐入力コンデンサー
ゲーム実況・雑談配信ダイナミック
ナレーションコンデンサーまたは配信向けダイナミック
ライブ・スタジオ練習ダイナミック

歌や楽器を細かく録りたいからといって、必ずコンデンサーマイクが正解になるわけではありません。録音する部屋が騒がしい場合は、ダイナミックマイクのほうが使いやすいこともあります。

指向性を確認する

指向性とは、マイクがどの方向の音を拾いやすいかを表したものです。

今回紹介するモデルは、正面方向の音を中心に捉えるカーディオイドまたはハイパーカーディオイドです。

ハイパーカーディオイドは正面への指向性がさらに狭い一方、真後ろに小さな感度が生じる特性があります。周囲の音を抑えたい場合でも、パソコンやスピーカーとの位置関係を考えて設置しましょう。

オーディオインターフェースの端子を確認する

XLRマイクを使うには、マイク入力に対応したオーディオインターフェースが必要です。

ギター専用の標準フォーン端子しかない機器には、そのまま接続できません。XLR端子またはXLRと標準フォーンの両方に対応するコンボ端子を備えているか確認してください。

どの製品を選べばよいか迷っている人は、「オーディオインターフェースおすすめ5選|配信・宅録に使いやすい初心者向けモデルを比較」も参考にしてください。

ファンタム電源の有無を確認する

AT2020、P120、LCT 240 PROなどのコンデンサーマイクには、48Vファンタム電源が必要です。

オーディオインターフェースに「48V」や「+48V」と書かれたスイッチがあるか確認しましょう。

ファンタム電源をオン・オフするときは、スピーカーやヘッドホンの音量を下げ、マイクを接続した状態で大きな音が出ないように注意してください。

付属品を確認する

XLRマイク本体だけを購入しても、すぐに使えるとは限りません。

一般的には次の機材が必要です。

  • オーディオインターフェース
  • XLRケーブル
  • マイクスタンドまたはブームアーム
  • マイクホルダー
  • ポップフィルター
  • ヘッドホン

販売店によってはXLRケーブルやマイクスタンドとのセット商品もあります。ただし、単品より割高になることもあるため、セット内容を確認してから購入しましょう。

XLRマイクおすすめ5選

1.audio-technica AT2020|初めての宅録用として選びやすい定番モデル

audio-technica AT2020は、2006年から販売されているロングセラーのコンデンサーマイクです。

単一指向性を採用し、周波数特性は20Hz~20kHz。ボーカル、楽器、配信、ポッドキャストなど幅広い用途に対応します。

AT2020の主な仕様

項目内容
型式バックエレクトレットコンデンサー型
指向性単一指向性
周波数特性20Hz~20kHz
最大入力音圧144dB SPL
ファンタム電源48V、2mA
接続3ピンXLR
重量345g

最大入力音圧レベルが144dB SPLと高く、ボーカルだけでなく、アコースティックギターやギターアンプなどの録音にも使いやすい仕様です。

専用スタンドマウントとポーチは付属しますが、XLRケーブル、ポップフィルター、マイクスタンドなどは別途用意する必要があります。

また、「AT2020USB-X」と名前が似ていますが、AT2020はXLR接続モデルです。購入時はUSB版と間違えないようにしてください。

AT2020のメリット

  • ボーカルから楽器まで幅広く使える
  • 初心者向けXLRマイクとして情報が多い
  • 高い音圧にも対応できる
  • 国内メーカーで仕様やサポートを確認しやすい
  • 楽天市場で本体やセット商品を探しやすい

AT2020の注意点

  • 48Vファンタム電源が必要
  • ポップフィルターやXLRケーブルは基本的に別売
  • 感度が高く、生活音や部屋の反響も入りやすい
  • マイク正面ではなく側面へ向かって話すサイドアドレス型

初めて宅録用のXLRコンデンサーマイクを購入し、歌や楽器、配信に幅広く使いたい人に向いています。

2.AKG P120|ローカットとPADを搭載した高コスパモデル

AKG P120は、ボーカル、スピーチ、楽器の宅録に対応するコンデンサーマイクです。

価格を抑えながら、低域を抑えるローカットフィルターと、大きな音を録るときに役立つ−20dBのPADスイッチを搭載しています。

AKG P120の主な仕様

項目内容
型式コンデンサー型
指向性カーディオイド
周波数特性20Hz~20kHz
最大入力音圧130dB/150dB(PAD使用時)
PAD−20dB
ローカット300Hz、6dB/oct
ファンタム電源44~52V
接続3ピンXLR
重量453g

足音や机から伝わる低い振動が気になる場合は、ローカットフィルターを利用できます。

ただし、300Hzから減衰するため、声や楽器の低音まで細く感じる可能性があります。常にオンにするのではなく、録音を聞き比べながら使用しましょう。

AKG P120のメリット

  • ローカットフィルターを搭載
  • −20dBのPADスイッチを搭載
  • 大きな音を出す楽器にも使いやすい
  • 頑丈な金属製ボディ
  • 機能に対して価格を抑えやすい

AKG P120の注意点

  • 48Vファンタム電源が必要
  • 本体重量が453gある
  • ローカットを使うと声の低域も変化する
  • 販売店によって在庫や納期に差がある

価格を抑えながら、歌だけでなくギターアンプやさまざまな楽器を録音したい人に向いています。

3.LEWITT LCT 240 PRO|歌と楽器を幅広く録りたい人向け

LEWITT LCT 240 PROは、ホームレコーディング向けに設計された単一指向性コンデンサーマイクです。

周波数特性は20Hz~20kHz、最大入力音圧レベルは142dB SPL。ボーカル、アコースティックギター、ギターアンプなどを幅広く録音できます。

LCT 240 PROの主な仕様

項目内容
型式コンデンサー型
指向性カーディオイド
周波数特性20Hz~20kHz
最大入力音圧142dB SPL
自己雑音19dB(A)
ファンタム電源48V±4V
接続金メッキ3ピンXLR
重量310g

本体は平たい形状で、カメラに映る配信環境でも圧迫感を抑えやすいデザインです。ブラックとホワイトが販売されているため、デスク周りの色に合わせることもできます。

通常モデルと、ショックマウントやポップフィルターが付属する「Vocal Set」では価格と付属品が異なります。

LCT 240 PROのメリット

  • ボーカルから楽器まで幅広く使える
  • 最大142dB SPLの音圧に対応
  • 本体が比較的軽量
  • ブラックとホワイトから選べる
  • Vocal Setなら周辺機器をまとめてそろえられる

LCT 240 PROの注意点

  • 今回紹介する中では価格がやや高い
  • 48Vファンタム電源が必要
  • 通常版とVocal Setの付属品を確認する必要がある
  • 静かでない部屋では生活音が入りやすい

配信だけでなく、歌や複数の楽器を本格的に録音していきたい人に適したモデルです。

4.SHURE SM58|ボーカルと騒音のある部屋で使いやすい定番マイク

SHURE SM58は、ライブボーカル用として広く使われているダイナミックマイクです。

周波数特性は50Hz~15kHz。ボーカル向けに調整された中音域と、低音域のロールオフを特徴としています。

カーディオイド特性により正面の声を中心に捉え、周囲の音を抑えやすいため、配信や自宅録音にも利用できます。

SM58の主な仕様

項目内容
型式ダイナミック型
指向性カーディオイド
周波数特性50Hz~15kHz
ファンタム電源不要
接続3ピンXLR
ポップフィルター内蔵
主な用途ボーカル・ライブ・スピーチ

球形のメッシュグリルにはポップフィルターが内蔵され、息による破裂音を抑えます。耐久性を重視した設計なので、ライブやスタジオ練習へ持ち出したい人にも向いています。

一方、ダイナミックマイクはコンデンサーマイクより出力が小さくなりやすいため、口元から離しすぎると入力ゲインを大きく上げる必要があります。

SM58のメリット

  • ボーカルマイクとして長い実績がある
  • ファンタム電源が不要
  • 周囲の生活音や反響を抑えやすい
  • ポップフィルターを内蔵
  • 頑丈で持ち運びやすい
  • ライブと宅録の両方に使える

SM58の注意点

  • 細かな空気感の録音ではコンデンサーマイクに及ばない場合がある
  • 口元へ近づけて使う必要がある
  • オーディオインターフェースによってはゲインを大きく上げる必要がある
  • スイッチありとスイッチなしのモデルが存在する

自宅の生活音が気になる人や、宅録だけでなくライブやバンド練習にも使いたい人におすすめです。

5.audio-technica AT2040|ゲーム実況・音声配信に向いたダイナミックマイク

audio-technica AT2040は、動画配信、ナレーション、ポッドキャストなど、人の声を録る用途に設計されたダイナミックマイクです。

一般的なカーディオイドより収音範囲の狭いハイパーカーディオイド特性を採用しています。

AT2040の主な仕様

項目内容
型式ダイナミック型
指向性ハイパーカーディオイド
周波数特性80Hz~16kHz
感度−53dB
ファンタム電源不要
接続3ピンXLR
重量615g

本体にはショックマウントとポップフィルターが内蔵されており、机やマイクアームから伝わる振動、息によるポップノイズを抑える設計です。

口元に近づけて使いやすいため、ゲーム実況、雑談配信、ナレーションを中心に使いたい人に向いています。

AT2040のメリット

  • 人の声を録る用途に適している
  • 周囲の音を抑えやすいハイパーカーディオイド
  • ポップフィルターを内蔵
  • ショックマウントを内蔵
  • ファンタム電源が不要
  • 配信デスクに設置しやすい形状

AT2040の注意点

  • 615gと重いため、耐荷重の低いマイクアームでは固定しにくい
  • ダイナミック型なので十分な入力ゲインが必要
  • 歌や楽器を遠くから録る用途には向きにくい
  • ハイパーカーディオイドは真後ろにもわずかな感度がある
  • XLRケーブルとマイクアームは基本的に別売

ゲーム実況や音声配信が中心で、エアコンやキーボードなどの音をなるべく抑えたい人におすすめです。

5本の中から用途別に選ぶならどれ?

初めての1本ならAT2020

歌、楽器、配信のどれに使うかまだ決めていない場合は、AT2020が選びやすいでしょう。

長く販売されているため使用方法や設置方法に関する情報が多く、買い替えずに幅広い用途へ挑戦できます。

ただし、生活音の多い部屋ではマイクだけでノイズを解決できません。マイクとの距離や部屋の反響対策も必要です。

価格と機能ならAKG P120

P120にはローカットフィルターと−20dB PADがあり、価格を抑えながら録音する音に応じた調整ができます。

声だけでなく、大きな音を出す楽器やギターアンプも録りたい人に向いています。

歌と楽器を幅広く録るならLCT 240 PRO

LCT 240 PROはボーカル、アコースティックギター、ギターアンプなど、さまざまな音源に使えるコンデンサーマイクです。

宅録を長く続ける予定があり、最初から少し良いモデルを選びたい人の候補になります。

ライブでも使うならSM58

SM58は自宅でのボーカル録音だけでなく、ライブやスタジオ練習にも使えます。

コンデンサーマイクほど部屋の音を拾いたくない人にも選びやすいモデルです。

配信と実況ならAT2040

AT2040は、歌や楽器よりもゲーム実況、雑談配信、ポッドキャストなどを中心に使う人に向いています。

ポップフィルターとショックマウントを内蔵しているため、デスク周りの機材をなるべくシンプルにしたい人にも適しています。

XLRマイクと一緒に必要なもの

オーディオインターフェース

XLRマイクの音声をパソコンへ取り込むために必要です。

コンデンサーマイクを使う場合は、48Vファンタム電源に対応しているか確認してください。

XLRケーブル

マイクとオーディオインターフェースを接続するケーブルです。

商品画像にケーブルが写っていても、必ず付属しているとは限りません。商品説明の「付属品」欄を確認しましょう。

マイクスタンドまたはブームアーム

マイクを手で持ったまま録音すると、握った音や振動が入りやすくなります。

デスクで配信するならブームアーム、立って歌うなら床置きのマイクスタンドが使いやすいでしょう。

AT2040のように重量があるマイクは、アームの耐荷重も確認してください。

ポップフィルター

「パ行」や「バ行」を発音したときに発生する強い息を抑えるためのアクセサリーです。

AT2040やSM58にはポップノイズを抑える構造が内蔵されていますが、録音方法によっては外付けのポップフィルターを追加すると効果的です。

ヘッドホン

録音中の音やノイズを確認するために使用します。

スピーカーから音を出すと、その音をマイクが再び拾ってハウリングや音の回り込みが起きる可能性があります。録音中はヘッドホンでモニターしましょう。

XLRマイクを使うときの注意点

コンデンサーマイクの前後を間違えない

AT2020やP120などのサイドアドレス型マイクは、本体の先端ではなく側面へ向かって声を出します。

見た目だけでは正面が分かりにくい製品もあるため、メーカーの説明書やマークを確認しましょう。

入力ゲインを上げすぎない

音量が小さいからといってゲインを最大まで上げると、オーディオインターフェースのノイズまで目立つことがあります。

まずはマイクを口元へ近づけ、通常の声量で話したときにクリップランプが点灯し続けない範囲へ調整しましょう。

コンデンサーマイク=生活音を消せるわけではない

単一指向性のマイクでも、正面から入る生活音や部屋の反響は拾います。

キーボード、パソコン、エアコンなどをマイクの背面側へ配置し、口元とマイクの距離を近づけることが基本です。

並行輸入品と正規品を確認する

楽天市場では、国内正規品だけでなく並行輸入品や中古品が表示されることがあります。

価格だけで判断せず、保証、販売店、付属品、納期、製品の状態を確認してください。SHURE製品など人気の高いマイクは、信頼できる販売店から購入することも大切です。

XLRマイクに関するよくある質問

XLRマイクはパソコンへ直接接続できますか?

一般的なXLRマイクは、そのままパソコンのUSB端子へ接続できません。

オーディオインターフェースを介して接続するのが基本です。XLRからUSBへ変換するケーブルもありますが、音量調整やファンタム電源、音質などの面から、通常はオーディオインターフェースを使うほうが確実です。

コンデンサーマイクとダイナミックマイクはどちらが高音質ですか?

種類だけで一律に高音質かどうかは決められません。

コンデンサーマイクは細かな音を捉えやすく、ダイナミックマイクは口元に近づけて周囲の音を抑えやすいという違いがあります。録音する声や楽器、部屋の環境によって適した種類は変わります。

ファンタム電源をダイナミックマイクに使っても大丈夫ですか?

一般的なバランス接続のダイナミックマイクは、正常なXLRケーブルと機器を使っていればファンタム電源による影響を受けにくい設計です。

ただし、すべてのマイクや変換機器に当てはまるとは限りません。必要がなければファンタム電源はオフにし、リボンマイクや特殊な機器を接続するときは必ず説明書を確認してください。

XLRケーブルで音質は大きく変わりますか?

正常なケーブル同士であれば、初心者が高価なケーブルへ交換するだけで劇的に音質が変わるとは限りません。

最初は適切な長さと信頼性を優先し、断線や接触不良が起きにくいケーブルを選びましょう。

配信だけならUSBマイクでも十分ですか?

配信を手軽に始めたい場合はUSBマイクでも十分です。

将来的に歌や楽器を録音したい、複数の入力を扱いたい、マイクとオーディオインターフェースを個別に買い替えたい場合はXLRマイクが向いています。

XLRマイクを使えば配信の音質は必ず良くなりますか?

XLR接続に変えるだけで必ず音質が良くなるわけではありません。

マイクとの距離、入力ゲイン、部屋の反響、生活音、オーディオインターフェースの設定なども音質に影響します。

特に初めて使う場合は、高価な機材をそろえるよりも、マイクの位置と入力音量を調整することが重要です。

まとめ:XLRマイクは用途と録音環境に合わせて選ぼう

XLRマイクはオーディオインターフェースが必要ですが、用途に合わせてマイクを交換でき、配信から本格的な宅録へ発展させやすいのがメリットです。

今回紹介した5本をもう一度まとめます。

  • 幅広い用途に使える「audio-technica AT2020」
  • ローカットとPADを搭載した「AKG P120」
  • 歌や楽器を幅広く録れる「LEWITT LCT 240 PRO」
  • ライブと宅録で使える「SHURE SM58」
  • 音声配信に適した「audio-technica AT2040」

静かな部屋で歌や楽器を細かく録音したいならコンデンサーマイク、生活音や部屋の反響を抑えながら口元の声を録りたいならダイナミックマイクが候補になります。

価格や知名度だけで決めず、録音する対象と部屋の環境、必要な周辺機器まで確認して選びましょう。

楽天市場でXLRマイクを探す

参考資料