※この記事はPRを含みます。

オンライン会議や動画配信で自分の声が聞き取りにくいと言われる場合、パソコンやWebカメラの内蔵マイクが原因かもしれません。

USBマイクは、基本的にパソコンのUSB端子へ接続するだけで使用できます。オーディオインターフェースを用意しなくても導入できるため、初めて外付けマイクを購入する人にも向いています。

一方で、USBマイクには2,000円台の会議向けモデルから、2万円前後の録音向けモデルまであります。価格だけで選ぶと、周囲の音を拾いすぎたり、必要な機能が足りなかったりする可能性があります。

この記事では、楽天市場で購入できるUSBマイクのなかから、初心者にも選びやすい5機種を比較します。

なお、この記事は各メーカーの公式情報をもとに作成した調査記事です。筆者が5機種すべてを実際に使用して比較したものではありません。

目次 [ close ]
  1. USBマイクおすすめ5選の比較表
  2. USBマイクを選ぶときのポイント
    1. 用途に合った指向性を選ぶ
    2. コンデンサー型とダイナミック型の違いを確認する
    3. ミュート機能の有無を確認する
    4. ヘッドホン端子の有無を確認する
    5. USB端子の形状を確認する
  3. USBマイクおすすめ5選
    1. 1.サンワサプライ MM-MCU06BKN|複数人のオンライン会議におすすめ
    2. 2.Razer Seiren V3 Mini|価格と使いやすさを重視する人におすすめ
    3. 3.Logicool G Yeti Orb|ゲーム配信とデザインを重視する人におすすめ
    4. 4.HyperX SoloCast 2|配信を手軽に始めたい初心者におすすめ
    5. 5.audio-technica AT2020USB-X|歌や楽器の録音におすすめ
  4. 用途別におすすめのUSBマイクはどれ?
    1. オンライン会議だけならMM-MCU06BKN
    2. 初めての動画配信ならSoloCast 2
    3. 歌や楽器を録音するならAT2020USB-X
  5. USBマイクを使うときの注意点
    1. 口元から離しすぎない
    2. 入力音量を上げすぎない
    3. マイクの正面を確認する
    4. 机の振動とキーボード音に注意する
    5. スピーカー使用時はハウリングに注意する
  6. USBマイクに関するよくある質問
    1. USBマイクはパソコンにつなぐだけで使える?
    2. スマートフォンでもUSBマイクを使える?
    3. 安いUSBマイクでも内蔵マイクより音質は良くなる?
    4. USBマイクとオーディオインターフェースはどちらがいい?
    5. マイクアームは最初から必要?
  7. まとめ|用途と設置環境に合うUSBマイクを選ぼう
  8. 参考資料

USBマイクおすすめ5選の比較表

製品名マイク形式指向性主な用途価格の目安
サンワサプライ MM-MCU06BKNコンデンサー全指向性オンライン会議・授業2,000~3,000円前後
Razer Seiren V3 Miniコンデンサースーパーカーディオイド会議・ボイスチャット・入門配信5,000~10,000円前後
Logicool G Yeti Orbコンデンサーカーディオイドゲーム配信・通話8,000円前後
HyperX SoloCast 2コンデンサーカーディオイド配信・動画制作・ゲーム10,000円前後
audio-technica AT2020USB-Xコンデンサー単一指向性ナレーション・歌・楽器録音20,000円前後

※価格は変動します。購入時には楽天市場の商品ページで最新価格、送料、納期、販売元をご確認ください。

先に結論をまとめると、用途別の選び方は次のとおりです。

  • 複数人のオンライン会議:サンワサプライ MM-MCU06BKN
  • 価格を抑えて自分の声を明瞭に届けたい:Razer Seiren V3 Mini
  • 配信向けのデザインや機能も重視したい:Logicool G Yeti Orb
  • 初心者でも配信環境を整えやすいモデルが欲しい:HyperX SoloCast 2
  • 歌や楽器、ナレーションを本格的に録音したい:audio-technica AT2020USB-X

USBマイクを選ぶときのポイント

用途に合った指向性を選ぶ

指向性とは、マイクがどの方向から音を拾いやすいかを表す特性です。

USBマイクでよく見かける指向性には、主に次の種類があります。

指向性特徴向いている用途
単一指向性・カーディオイドマイク正面の音を中心に拾う1人での会議、配信、録音
スーパーカーディオイド正面の音をより狭い範囲で拾う周囲の音を抑えたい配信や通話
全指向性マイクの周囲から広く音を拾う複数人で行う会議

1人で話す場合は、正面の音を中心に拾う単一指向性が基本です。全指向性マイクは複数人の声を拾いやすい反面、キーボード音や生活音も入りやすくなります。

コンデンサー型とダイナミック型の違いを確認する

今回紹介する5機種は、いずれもコンデンサー型です。

コンデンサーマイクは感度が高く、声や楽器の細かな音まで収音しやすいのが特徴です。USBマイクの選択肢も多く、オンライン会議から宅録まで幅広く使えます。

ただし、感度が高いぶん、エアコンやキーボード、部屋の反響音まで拾うことがあります。静かではない部屋で使用する場合は、マイクを口元へ近づけ、入力音量を上げすぎないことが重要です。

周囲の音をできるだけ拾いたくない場合は、近距離の収音を得意とするダイナミック型USBマイクも候補になります。ただし、適切な音量で録るには口元へ近づけて使う必要があります。

ミュート機能の有無を確認する

オンライン会議やライブ配信では、本体のミュート機能が便利です。

咳をするときや席を離れるときに、パソコンの画面を操作せずマイクを消音できます。ミュート状態をLEDで確認できる製品なら、音声が入っているか分からなくなる失敗も防ぎやすくなります。

ヘッドホン端子の有無を確認する

歌やナレーションを録音する場合は、マイク本体にヘッドホン端子があると便利です。

自分の声を遅延の少ない状態で確認できる「ダイレクトモニタリング」に対応した製品なら、録音中の音量やマイクとの距離を調整しやすくなります。

会議やボイスチャットが中心なら必須ではありませんが、録音用途では確認したい機能です。

USB端子の形状を確認する

USBマイクを購入する前に、パソコン側の端子を確認しましょう。

USB Type-Aのみを搭載する製品もあれば、マイク側にUSB Type-C端子を採用した製品もあります。スマートフォンやタブレットにつなぐ場合は、端子の形が合っていても必ず使用できるとは限りません。

変換アダプターの要否に加えて、対応OSや対応機種も商品ページで確認してください。

USBマイクおすすめ5選

1.サンワサプライ MM-MCU06BKN|複数人のオンライン会議におすすめ

サンワサプライの「MM-MCU06BKN」は、オンライン会議や授業向けのフラット型USBマイクです。

全指向性を採用しており、マイクの周囲から幅広く音を拾います。1本のマイクをテーブル中央に置き、複数人で会議を行う場合に適した製品です。

本体は幅60mm、奥行き60mm、高さ14.5mm、重量約60gとコンパクトです。裏面全体に滑り止めラバーがあり、机の上で倒れにくい形状になっています。

ZoomやMicrosoft Teamsにも対応し、USB Type-A端子を搭載するパソコンで利用できます。

MM-MCU06BKNの主な特徴

  • 周囲の声を拾いやすい全指向性
  • 推奨集音範囲は約2mまで
  • ZoomやMicrosoft Teamsに対応
  • 薄型で持ち運びやすい
  • 比較的安く導入できる

注意点は、1人で配信や録音をするときにも周囲の音を広く拾ってしまうことです。キーボード音や生活音を抑えたい用途より、複数人の会議に向いています。

おすすめする人:複数人のオンライン会議に使える安いUSBマイクを探している人

2.Razer Seiren V3 Mini|価格と使いやすさを重視する人におすすめ

「Razer Seiren V3 Mini」は、コンパクトな本体にタップ式ミュート機能を搭載したUSBマイクです。

スーパーカーディオイドの指向特性を採用し、マイク正面にいる人の声を中心に収音します。全指向性マイクと比べて収音範囲が狭いため、会議やゲーム中のボイスチャット、初心者の動画配信に使いやすい製品です。

マイクをタップするとミュートできるため、配信中や会議中でもすばやく消音できます。内蔵ショックアブソーバーにより、机の振動から発生するノイズを抑える設計も採用されています。

Seiren V3 Miniの主な特徴

  • コンパクトなUSBコンデンサーマイク
  • 周囲の音を抑えやすいスーパーカーディオイド
  • タップ式ミュート機能を搭載
  • ショックアブソーバーを内蔵
  • Razer Synapseで設定を調整できる

小型で導入しやすい一方、ヘッドホン端子は搭載されていません。録音中の声をマイク本体から直接確認したい人は、別の製品を検討しましょう。

おすすめする人:価格を抑えながら、会議や配信で自分の声を明瞭に届けたい人

3.Logicool G Yeti Orb|ゲーム配信とデザインを重視する人におすすめ

「Logicool G Yeti Orb」は、球形の本体とRGBライトが特徴的なUSBコンデンサーマイクです。

マイク正面の音を中心に拾うカーディオイドを採用し、ゲーム配信やボイスチャットで使いやすい設計になっています。サンプルレート48kHz、ビット深度24bitに対応しています。

専用ソフトウェア「G HUB」を利用すると、マイク感度やミュート、RGBライトなどを調整できます。ノイズリダクションを含む「Blue VO!CE」の設定を利用できるのも特徴です。

着脱式デスクトップスタンドと2mのUSB-C-USB-Aケーブルが付属するため、購入後に追加のスタンドを用意しなくても始められます。

Yeti Orbの主な特徴

  • 24bit/48kHzに対応
  • 単一指向性のカーディオイド
  • 専用ソフトウェアで音声を調整できる
  • RGBライトを搭載
  • デスクトップスタンドが付属

注意点として、本体に物理的なミュートボタンやゲイン調整ノブはありません。機能を細かく調整する場合は、パソコン上でG HUBを使用します。

おすすめする人:ゲーム配信に使いやすく、デスク上のデザインにもこだわりたい人

4.HyperX SoloCast 2|配信を手軽に始めたい初心者におすすめ

「HyperX SoloCast 2」は、配信やコンテンツ制作向けに設計されたUSBコンデンサーマイクです。

カーディオイドの指向特性を採用し、正面から話す人の声を中心に拾います。内部ショックマウントとポップフィルターを内蔵しているため、机の振動や発声時の破裂音を軽減しやすいのが特徴です。

マイク本体には、3/8インチと5/8インチのマウント用ネジが設けられています。最初は付属スタンドで使い、必要になったら市販のマイクアームへ取り付けることも可能です。

専用ソフトウェア「HyperX NGENUITY」では、ハイパス、ローパス、ボイスエンハンスメントなどのフィルターを調整できます。

SoloCast 2の主な特徴

  • USB接続ですぐに使いやすい
  • 声の収音に向くカーディオイド
  • 内部ショックマウントを搭載
  • ポップフィルターを内蔵
  • マイクアームにも取り付けられる
  • 専用ソフトウェアで音声を調整できる

追加アクセサリーをそろえなくても始めやすい点が魅力です。一方、本格的な歌や楽器録音を中心に考えている人には、録音向けに設計されたAT2020USB-Xのほうが適しています。

おすすめする人:追加機材を増やさず、動画配信やゲーム配信を始めたい人

5.audio-technica AT2020USB-X|歌や楽器の録音におすすめ

オーディオテクニカの「AT2020USB-X」は、動画制作、配信、ナレーション、宅録などに対応するUSBコンデンサーマイクです。

USB Type-C端子を採用し、最大24bit/96kHzの録音に対応しています。単一指向性で、正面にある声や楽器の音を中心に収音します。

本体にはヘッドホン端子があり、録音中の音を遅延の少ない状態で確認できます。マイクの音とパソコンから再生される音のバランスを調整するミックスコントロールも搭載されています。

ミュートは本体のタッチセンサーから操作できます。収音時とミュート時でLED表示が変わるため、現在の状態も確認しやすくなっています。

AT2020USB-Xの主な特徴

  • 最大24bit/96kHzに対応
  • 歌や楽器、ナレーションの録音に使いやすい
  • ヘッドホン端子を搭載
  • ダイレクトモニタリングに対応
  • ミックスコントロールを搭載
  • タッチ式ミュート機能を搭載

5機種のなかでは高価ですが、会議だけでなく、歌やアコースティックギター、ナレーションなどを録音したい人には有力な候補です。

ただし、コンデンサーマイクは部屋の反響や生活音も拾いやすいため、本格的に録音する場合はマイクとの距離や設置場所にも注意が必要です。

おすすめする人:配信だけでなく、歌・楽器・ナレーションも高音質で録音したい人

用途別におすすめのUSBマイクはどれ?

オンライン会議だけならMM-MCU06BKN

複数人が参加する会議で1台のマイクを共有するなら、全指向性のMM-MCU06BKNが向いています。

ただし、自宅から1人で会議へ参加する場合は、周囲の音を抑えやすいSeiren V3 MiniやSoloCast 2も候補です。

オンライン会議ではマイクだけでなく、映像の見やすさも重要です。カメラも一緒に見直したい場合は、「Webカメラおすすめ5選|オンライン会議・授業・配信で使いやすいモデルを比較」で用途別の選び方を紹介しています。

初めての動画配信ならSoloCast 2

初めて配信する人には、ショックマウントやポップフィルターを内蔵したSoloCast 2が使いやすいでしょう。

価格を抑えたい場合はSeiren V3 Mini、デスクの見た目やRGBライトを重視する場合はYeti Orbも選択肢です。

歌や楽器を録音するならAT2020USB-X

歌やアコースティックギターなどを録音する場合は、最大24bit/96kHzに対応し、ダイレクトモニタリングもできるAT2020USB-Xが適しています。

ただし、エレキギターをパソコンへ直接入力して録音する場合は、USBマイクよりもオーディオインターフェースが向いていることがあります。USBマイクは、アンプから出た音やアコースティック楽器の生音を収音する機材です。

USBマイクを使うときの注意点

口元から離しすぎない

マイクを口元から離すと、声を拾うために入力音量を大きくする必要があります。その結果、キーボード音やエアコン、部屋の反響まで入りやすくなります。

製品や声量にもよりますが、まずは口元から15~30cm程度の位置に設置し、実際に音を確認しながら調整しましょう。

入力音量を上げすぎない

入力音量を上げすぎると、周囲の音だけでなく、マイク自体のノイズも目立ちやすくなります。

一方で、入力音量が低すぎると相手に声が届きません。Zoom、Discord、OBSなど、実際に使用するソフト側の音量設定も確認してください。

マイクの正面を確認する

単一指向性マイクは、どの方向から話しても同じように収音できるわけではありません。

製品によっては、本体上部ではなく側面の正面から音を拾います。音が小さいと感じた場合は、マイクの向きが合っているか説明書で確認しましょう。

机の振動とキーボード音に注意する

卓上スタンドに置いたマイクは、キーボード操作や机に物を置いたときの振動を拾うことがあります。

振動音が気になる場合は、マイクの下に柔らかいマットを敷く、キーボードから離す、ショックマウントやマイクアームを使うといった対策があります。

スピーカー使用時はハウリングに注意する

スピーカーから出た音をマイクが拾うと、エコーやハウリングが発生することがあります。

オンライン会議やレッスンでは、ヘッドホンやイヤホンを使用すると相手の声がマイクへ入りにくくなります。

特にオンラインギターレッスンでは、カメラの角度や音の送り方も重要です。必要な機材全体については、「オンラインギターレッスンに必要なものは?スマホ・カメラ・アンプの準備を解説」も参考にしてください。

USBマイクに関するよくある質問

USBマイクはパソコンにつなぐだけで使える?

多くのUSBマイクは、パソコンへ接続したあと、OSや使用するアプリの音声設定からマイクを選択すれば使えます。

専用ドライバーを必要としない製品も多いですが、細かな音質調整やノイズリダクションを利用するために専用ソフトウェアが必要な場合があります。

スマートフォンでもUSBマイクを使える?

スマートフォンに対応したUSBマイクもありますが、端子の変換だけでは使用できない場合があります。

マイク側の対応機種、スマートフォンのOS、必要な変換アダプター、給電条件を確認してから購入してください。

安いUSBマイクでも内蔵マイクより音質は良くなる?

外付けUSBマイクは、適切な位置へ設置できるため、パソコンの内蔵マイクより声を聞き取りやすくできる可能性があります。

ただし、価格だけで音質が決まるわけではありません。マイクを遠くに置いたり、入力音量を上げすぎたりすると、高価な製品でも生活音や反響音が目立ちます。

USBマイクとオーディオインターフェースはどちらがいい?

会議や配信を手軽に始めたいなら、パソコンへ直接つなげるUSBマイクが便利です。

複数のマイクや楽器を接続したい場合、XLRマイクを使いたい場合、エレキギターを直接録音したい場合は、オーディオインターフェースが向いています。

歌や楽器を録音したい場合や、XLRマイクを使いたい場合は、オーディオインターフェースが向いています。入力数やループバック機能の違いは「オーディオインターフェースおすすめ5選|配信・宅録に使いやすい初心者向けモデルを比較」で詳しく紹介しています。

マイクアームは最初から必要?

最初から必須ではありません。付属の卓上スタンドで使い、振動音や設置位置に不満を感じてから追加しても問題ありません。

マイクアームを購入するときは、机に固定できるか、マイクの重量に耐えられるか、ネジ規格が合うかを確認しましょう。

将来的にマイクだけを交換したい人や、歌・楽器の宅録まで発展させたい人には、オーディオインターフェースとXLRマイクを組み合わせる方法もあります。「XLRマイクおすすめ5選|オーディオインターフェースで使える配信・宅録向けモデルを比較」では、配信や録音に使いやすいモデルを用途別に比較しています。

まとめ|用途と設置環境に合うUSBマイクを選ぼう

USBマイクは、パソコンへ直接接続できるため、初心者でも比較的簡単に導入できます。

今回紹介した5機種の選び方をまとめると、次のとおりです。

  • 複数人の会議に使う:サンワサプライ MM-MCU06BKN
  • 安さとコンパクトさを重視する:Razer Seiren V3 Mini
  • 配信向けのデザインを重視する:Logicool G Yeti Orb
  • 追加機材を抑えて配信を始める:HyperX SoloCast 2
  • 歌や楽器を本格的に録音する:audio-technica AT2020USB-X

単純に高い製品を選ぶのではなく、何人の声を拾うのか、周囲の生活音を抑えたいのか、歌や楽器も録音するのかを考えることが大切です。

迷った場合は、会議中心なら安価なMM-MCU06BKN、1人での配信ならSoloCast 2、録音まで行うならAT2020USB-Xを基準に比較してみてください。

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参考資料